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秋も深まってまいりました。
週末ともなれば各地の紅葉スポットは大渋滞ですね〜

ところで、あの色鮮やかな紅葉はいったいどのようなメカニズムで色づいているのかご存知でしょうか？

実はあれ、植物の老廃物なんです。

生き物は新陳代謝がおきているので、必ず老廃物が発生します。私たち動物は排泄物として老廃物を排出していますが、植物だって同じです。

でも、植木鉢の片隅にコンモリと植物の老廃物が‥なんてものは見たことがありません。

そう、植物はその老廃物を自身の葉に溜めているのです。
どんどん溜まって葉緑素と置き換わるともう光合成できないですから緑色ではなくなるわけですね〜
そうして役割を終えた葉は老廃物を抱えて枝から離れていくのです。
夏が暑かった年の紅葉が美しいのは、それだけ植物の代謝が良かったということです。

「キレイね〜」と愛でていた紅葉が老廃物の塊かと思うと‥
ですが、代謝が良いと健康で美しいのは動物も植物も同じね〜、と思うと、今年の紅葉鑑賞はことさら味わい深いのではないでしょうか‥